小三治師匠、次回からはリムジンを使いましょう!
柳家小三治師匠の失敗

<柳家小三治師匠の体験談だそうです>

若き日の落語家柳家小三治が 『英語を覚えるには、一人でアメリカに行かなければだめだ』 と決心をしてニューヨークに行った。 以下本人のホームページから引用

税関を出た時に、荷物を沢山持っていて人間の0戦のような格好でケネデー空港を出たら左側にタクシー乗り場が有るのでそこに並ぶようにと 日本にいる時に聞いていたので、一番後ろに並んで直ぐに、突然が男が寄って来て「タクシー?」、と声をかけて来たので「イエ―ス」と言った。

その男がオーケイと言って荷物をパッと持ってスタスタと歩いて行ったのでそれが案内人だと思ったら、実は白タクだった。
直ぐそこに乗り場が有るのに、赤信号の交差点をかけて渡って行く。しょうがないからこっちも後を追いかけて行った。
信号を3つ位超えた所に怪しげな車が止まっていた。大きなポンテアックか何か?そこにもう一人いて、その周りに黒人が何人かいたが(注: 連中は分業になっておりターミナル内で客を呼び寄せる者、ターミナル出口から駐車場まで誘導する者、運転手して目的地まで行く者に分かれているケースが多い)、 その人たちは英語が分かるからその車には乗らない。
そこで荷物を取り戻そうと思ったが、相手の力が強すぎて跳ね飛ばされてしまった。
そのまま荷物はトランクに入れられて、しょうがなくタクシーに乗せられる羽目になってしまった。 2人はやばいと思ったのかそのままドアーを閉めて走り出してしまった。
「何処へ行くのか?」と聞くから「プラザホテル」と言うと、オーケイって二人でベチャベチャしゃべっている。 だんだん不安になって来たので、値段を聞こうと思って「ハウマッチ」と言ったが「ハーン?」と言うだけ。
自分で発音が悪いのかと思って何回も聞いてみたが、通じそうもない。良く走行メータの所にFAREと書いて有るのを見た事が有るので、 「ハウフエアー」と言って見たが「ハーン?」と言うだけ。そのうち高速道路に出た。
周りの車は静かに走っているのにその車だけ物凄いスピードで走っている。その間ハウマッチと聞いているのだがハーン言うだけ。
其のうちメッツの球場が見えて来た。(注:JFKからマンハッタン行きなら通常はこのルートは通らないので回り道ということになる)
あれがメッツの球場だと色々案内をしてくれる。「ユノ―ジョンソン?」、巨人にいたジョンソンが今監督をしているなんて言う。
クロマテーの話をしたりして一区切りついた所で「ハウマッチ?」と聞くと「ハーン?」言うだけ。
それでもそれだけでは防ぎきれないと思ったのか「ノ―プロブレム、ノ―プロブレム」、何にも問題はないからと言いだした。
お前らにして見たらノ―プログラムかも知れないが此方にとっては大変な事。
其のうちプラザホテルについたと言うが、馬車が有る公園の側で降りろと言う。(注:道路を横断したホテルの反対側で、この道路は広いので横断も大変) 俺たちは分けあってホテルには付けられないと言っている。
ホテルに付けるとボーイに捕まって大変な事になると言う事を知っている。
そこで改めて「ハウマッチ?」と聞くと通じて「400㌦だ」と言った。
普通タクシーでケネデー空港からホテルまで30㌦が良いとこ(注:師匠がNYに行ったのはいつかは分からないが、2014年現在ではチップ込みで80ドル前後)。
チキショーと思ったがその時たまたま現金で400㌦持っていた。
現金は持っていてはいけないと言われていたのだが、そこで現金全てを取られてしまった。
荷物がトランクに積んであるので如何にもならなかった。其れから公園を突っ切ってホテルに入ったが、ボーイも客だとは思わない。
リムジンか悪くてもタクシーで来るのが客で公園の向こうからカートを引いてくる奴は客だとは思わない。何にも手伝ってくれないので 一人で荷物を持って石段を上がって入って行った。そこが悪い事にホテルフロントの裏側だった。真ん中がレストランで周りの廊下を 回ってやっとの思いでフロントに着いた。

以上。

(注:)は当方クリエーティブが補足。
(重要)「タクシー?」と言って寄ってくる者は100%、いや120%白タクだということを覚えておきましょう。空港でタクシーの運転手が「タクシー?」と言って近寄ってくることはゼロ%です。 100%有り得ません。
何人に1人かが被害に遭うかは分かりません。前回の旅行で被害に遭わなかったとしても今回或いは次回は注意をするのが良いでしょう。
その他の具体的事例


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